クラシック出身者的、使いやすいジャズ系リード

みなさまこんにちは、もつでございます。

さて本日は、『クラシック出身者的、使いやすいジャズ系リード』です。

私は一応『クラシックサックス』で音大を出ておりまして、今もサックスで仕事をしているのですが、サックスのお仕事となるとジャズ・ポップス・フュージョンを演奏するのは避けれられません。私も今はメタル等を使ったりしています。

そんな私の思う、「使いやすいジャズ系リード」について、今回は書いてみたいと思います。

そもそもジャズ系リードってなに

たまに「ジャズ用リードやら、ジャズ用マウスピースなんてない」という人がいます。これは確かに、その通りです。

メーカーとしては意図しているジャンルはあります。JAVAはジャズなどを想定していますし、V12はクラシックを意識しているのは明らかです。

しかしそれはメーカーが意図しているだけであって、奏者からすれば別に何を使おうと自由!

ジャズでtraditionalを使用するのなんて普通ですし、セルマーコンセプトにJAVA RED CUTを合わせたっていいわけです。

しかし一方で、ジャズでよく使われているリードとか、クラシックで人気のあるマウスピースなんていうのはあります。いわゆる傾向ですね。

一般的な「ジャズ系リード」は、クラシック系に比べると柔らかめになっています。おそらくジャズやフュージョンで使うマウスピースは、クラシックでよく使われるマウスピースに比べると、リードとマウスピース先端の開きが広いためでしょうね。このあたりはまた詳しく書きます。

ダダリオ(旧リコ)のジャズセレクトにせよ、バンドレンのJAVAやZZにせよ、クラシックでよく使われるものと比べれば同じ番手でも柔らかく感じますし、雑味も多い印象です。

クラシック出身者にとって使いやすい・使いにくい

これは本当に人によりますし、使うマウスピースにもよりますから、あくまで私の場合です。

まず使いやすい・使いにくいは、音の立ち上がり方でかなり左右されるように思います。

クラシック系のtraditional(青箱)やV12(銀箱)だと、音がきれいに立ち上がります。一方V16やJAVAは、立ち上がり方がイメージとちょっと変わるんですよね。

ちょっとモサっとするというか、ジャリっとするというか。

この立ち上がり部分がイメージと離れれば離れるほど、「使いにくい」と感じます。

逆にRED CUT(赤箱)のように立ち上がりがイメージと近いととても使いやすく感じますね。

イメージと近いものを選べば正解なのか?

というと、これがそうでもないのが難しいところなんですね 笑

なぜかというと、「イメージと近い」ということは「変化が少ない」ということであり、つまり多少なりともクラシックで作ってきた音色に近くなってしまうわけです。

しかしもしジャズやフュージョンを、自分が聴いてきたようなサウンドで演奏したいのであれば、クラシックとはかなり離れた音色を目指さなくてはいけません。なので、むしろ「なんかいつもの感じで吹けないなぁ」が大正解だったりするわけです。

そりゃそうですよね、いつもの感じはクラシックになってしまうのですから。

なので、色々と録音してみて、聴き比べるのが一番ベターです。できれば音質がある程度よいレコーダーや、マイクを通したりして聴いてみましょう。

まとめ

というわけで、『クラシック出身者的、使いやすいジャズ系リード』について書いてみました。

吹奏楽をやってきたけど、ジャズ・フュージョンをやりたいな…という方は多いと思うので、何か参考になれば幸いです。

ではまた!